10.22 中四国青年交流会―全国青年大集会前日企画―
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と き:2011年10月22日(土)
ところ:池袋防災館
概 要:
全国青年大集会の成功を目指して、岡山県内の労働組合、民主団体に結集する青年は連帯して全国青年大集会2011・岡山県実行委員会を立ち上げました。今回は中四国の青年団体との交流が企画され本大会に劣らず、大変盛り上がりました。岡山県からは9人の青年が参加しました。また、UE(全米電気ラジオ工労働組合)から2人が参加し、国際色のある交流企画となりました。
池袋防災館では震災時に備えての避難訓練。そして、実際に震度6の地震を体験できます。まず、火災訓練を行いました。インストラクターの石橋さんは、「火災に巻き込まれた場合、まず落ち着いて、ハンカチなどを口にあて、姿勢を低くしてください。煙を吸い込むと呼吸困難に陥る危険性と肺が火傷する恐れがあります」と説明しました。説明後、火災で煙が充満した通路を想定した避難訓練を行いました。参加者からは、「煙で前が全く見えない」、「臭いがひどくて息苦しい」との意見がありました。
つづいて、心肺蘇生の訓練を参加者全員が受けました。石橋さんは、「運転免許試験で1度は講習を受けたことがあると思います。しかし、いざ心肺蘇生をする機会があるかと言えば、そうそうあっては困ります。心肺蘇生は日頃から訓練しておかないといざというときに対応ができません」と話し、「マニュアルでは意識確認→心肺蘇生→救急車となっていますが、まず119番通報をしてください。心肺蘇生が上手くできなければ、手遅れになってしまします。119番通報さえすれば、電話口で説明を受けることもできます」と説明しました。
震度6の地震を体験する前に石橋さんは、「過去の地震データから統計して、揺れは約3分間続くと予測されていました。東日本大震災は5分間横揺れが続きました。これはデータの予測を超えています。しかし、日頃からの防災対策で被害を最小限に抑えることはできます」と防災訓練を怠ってはならないと訴えました。今回の訓練は屋内で地震に遭遇した場合を想定していました。屋内で一番気を付けなければいけないのは、戸棚から食器などが落ちてくることや、戸棚自体が倒れてしまうことだそうです。また、地震が発生したからといって不用意に動くことは危険だとの説明がありました。
池袋防災館での企画終了後、参加者全員での懇談会が開催されました。懇談会には総勢52人が参加し、中四国全体で連帯を強めることができました。